青色光をカットするレンズについて 

眼の健康青色光

こんにちは!

ブルーライト(青色光)は眼にダメージを与えると言われて、だいぶたちますが、ブルーライトをカットするレンズがあるという事は浸透してきているようです。

しかし!

ブルーライトを効果的にカットするレンズにも種類があるという事は、ご存じない方が多いのではないでしょうか?

①カラーでカットするレンズ

②コーティングでカットする

③レンズ素材でカットする

この3つのタイプがあります。

もちろん、どれも効果的にブルーライトをカットしてくれるのですが、その違いは何でしょうか?

①の場合、レンズに着色してありますのでサングラス的なカラーレンズになります。色の濃さは様々ですのでご自分にあったカラーを選びましょう。普通のカラーレンズと区別して、高機能カラーレンズなどとも呼ばれます。

全体的に暗くしてしまうサングラスと違うのは眩しさを感じる青色光の波長をカットしつつ、明るさを感じる波長(緑や黄色など)は通すので、コントラストが強調されます。眩しくないけど物の形などは、はっきり見える訳ですね。これが高機能カラーレンズの特徴です。

②は、レンズの表面に加工されるコーティングが青色光をカットします。レンズ表面でカットしますので光の反射光が青色に見えます。ちょっとミラーコーティングっぽくギラっとした印象を受けるかも知れません。

③は、レンズそのものに素材が入っているので、レンズそのものが青色光を吸収して目まで届かないようになっています。メーカーによって名称が違いますが(HEVレンズ high energy visible Lens)と呼ばれる場合もあります。多少青みがかっている場合もあります。

レンズによる反射光の違いです。ブルーカットコーティングだけ反射光がブルーなのが分かると思います。

.

PCやスマホだけでなく、野外での活動や、車の運転なども多い方は高機能カラーレンズが一番オススメですが、仕事などであまりカラーレンズはちょっと・・・という方は、ブルーカットやHEVレンズの方がよいです。HEVの方がより自然な雰囲気でしょう。ブルーの反射が良いという方もいるでしょうから、好みによるかも知れません。

.

デジタル機器の普及や、新型コロナウィルスの影響で、在宅でテレワークなど仕事の仕方も変化してきています。自宅で仕事ができるのは良いですが、その分目の疲れや負担が増えたという報告もあります。

出来るだけそういった負担を減らすためにも、紫外線カットがそうだったように、青色光カットも当たり前になっていくのかも知れません。

みなさんもご自分に合ったレンズを選びましょう。ぜひクロサワにご相談ください。